「戦慄怪奇ファイル 超コワすぎ!」を借りてみた。これはいわゆるドキュメンタリー風ホラー。そのシリーズの「FILE-01恐怖降臨!コックリさん」を鑑賞した。
内容は視聴者から送られた超常現象が映った映像を元に取材班が現場に突入。すると彼らも謎の現象に襲われて、といったよくある話だった。のだが!さすがあの「貞子VS伽耶子」の監督!ある要素を入れたおかげで他の作品とは一線を引く独自の路線を突っ走っていた。
それはこのシリーズの主人公である取材班のリーダー工藤ディレクターが「チンピラ」であること。取材を拒む相手には容赦なく暴行を加え、さらにコックリさん相手にキレまくり、金属バットで戦いを挑むという無茶苦茶なキャラクターなのだ。
この工藤ディレクターの予測出来ない行動のおかげで、ホラーなのに腹抱えて爆笑しながら観てしまい、この監督だからこそあの「貞子VS伽耶子」が作れたんだなと心底納得できた次第。
白石監督、これから要チェックだな。とりあえずコワすぎシリーズは全部観てみよう。
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